生まれてからずっと思っていた自分の血液型が違っていた件

先日、初めて健康診断から少しグレードアップして
人間ドックを実施し、その結果が返ってきました。

血液型が違ってた!

帰宅途中に妻からLINEが来ました。
妻「kenbo君、血液型何型やっけ?」
僕「何をいまさら、A型なん知ってるやろ?」「なんで?」
妻「kenbo君、O型らしいよ」
僕「えっ!!??」

今までの健康診断ではなかったのですが、人間ドックだと
血液型検査報告書というのが付いており、
その紙には確かにO型と記載されていました。

この歳になって初めて自分の血液型を知って

僕は生まれてこのかた、ずっと自分はA型だとの認識で
生きてきました。
それは幼いころ親に「A型や」と教えてもらい、
また両親、妹みなA型だという、今にして思えば疑わしい“事実”もあり
疑う余地も無かったのです。

そして歳をとるにつれ、「自分はA型の典型みたいな性格だ」
「俺はTHE.A型」という自己認識も芽生え、
時にはその良い部分悪い部分をあてはめ、アイデンティティの1部と
なっていたのです。(大げさですけど。。)

それがただの思い違いだった・・
ショックというより、なんだか脱力感を感じました。
なんやってん、ただの思い込みかい。と。

調べるとよくある事らしい

それでちょっと血液型について調べてみた所、
出生とともに判明する新生児の血液型は
かなり曖昧らしく、しっかり定着判明するのは
4~5歳になってからのようです。

また、表試験と裏試験という赤血球の抗原と血清の中に含まれる抗体
を調べる検査があり、表と裏が一致して初めて血液型が確定するらしいです。

そういった不確定さから、最近では出産時に血液型を調べるという事も、
親に伝えるという事も無いようです。

では最近の人はどのタイミングで血液型を知るのでしょうか?
手術などの機会が無い限り、自ら調べる場合、
献血か検査キットや保健所などしかないようで、
「知らないまま」の人も多いようです。マジか。

血液型は身近なもの

皆さんも友人知人との会話で、血液型の話題を話したことが
何度もあるはずです。
「あの人A型やからー」「あー分かるう!」みたいな。

僕ももちろん何度もありますし、血液型を知った場合、
(あ~典型的やな聞かんでも分かるわ)とか、(やっぱり〇型はこういう人が多いのか)
など、今までの自分の経験から血液型で判断したり合点したりする機会も
たまにありました。
自分の中で「〇型の人は〇〇な人が多い傾向がある」といったような
経験値もあったのですが、
相手がもし僕と同じような出生時からの思い込みだったとしたら、
それこそただの「先入観」でしかありません。

普段から自分も相手にも、特に血液型を気にしているという訳では
全くありませんが、今まで思っていた血液型の概念があてにならない
という事に、この歳になって気付き、
ちょっとショックではあります。

まとめ

思い込みは怖いものです。
血液型もその他も、不確かなものにはあまり先入観を持たず、
「そんなもんか~」くらいに適当に思っておいた方が
良いかもしれませんね。