お礼参り(まだ途中)

2021年11月10日

妻にガンの再発疑いが判明し、PET検査の結果
悪性か良性かは「五分五分」、10/25に腹腔鏡手術をし、
問題箇所の切除および病理検査をし、はっきりさせるという
なんとも落ち着かない状況の中、
ここしばらく週末は寺院中心に「お礼参り」をしています。

家にたまっていたお守りやご祈祷札

妻の厄年のお守りや一昨年の「神経鞘腫」のご祈祷札など、
家にいくつかたまっておりました。

前から気にはなっていましたが、今回再発疑いが露見した
9月初旬以降、返納をかねてお礼参りにいくつかの寺院に参拝していました。

岡寺

まず奈良の「岡寺」に行き、僕の前厄と妻の病気平癒のご祈祷を
3週間(札のみ3週間お寺で祈祷後、自宅へ郵送)行ってもらい、
心からお参りしてきました。

状況がそう思わすのかもしれませんが、お参りしてとても心強いような、
頼もしいような気がして、安心感がありました。

ご本尊は如意輪観音です。

あびこ観音寺

大阪の我孫子にある「あびこ観音」
こちらは妻が33歳の厄年の時に、厄除けに参拝し、
その時の厄除けのお守りなど返納してきました。

ご本尊は聖観世音菩薩です。

水間観音

大阪の貝塚市にある「水間寺」
こちらには一昨年の妻の神経鞘腫の罹病の際の、
病気平癒のご祈祷札と、その他寺院系のお守りなどを返納し参拝。

こちらもご本尊は聖観世音菩薩です。

因みにどこも観音様ですが、観世音菩薩とは如来になるための
修行中の仏格であり、災難から逃れ、運気を好転させるというご利益もあり、
庶民にとっては最も人気があり、かつご本尊として祀るお寺も
非常に多い仏様です。

返納やお礼参りをしていて思う事

家には安産祈願や神社系のお札やお守りもあり、
その返納やお礼参りはまだまだ途中ではありますが、
こうしてお返しに行き、お礼を言うと、
何か気持ちがスッキリと刷新されたような気持になります。

それは、お札やお守りは返しに行かないといけないといった
宗教的儀礼や慣習はもちろんですが、それよりも
「お願いに行って、今無事でいられているのにそのお礼を言いに行くのが筋」
という人間の礼節として当たり前のことを
ちゃんと出来た、という安心感があるのかもしれません。

まとめ

目に見えない神や仏という存在。
僕は熱心な仏教徒でも神社神道の氏子でもありませんが、
その存在はありがたいと感じ、また気持ちの面でもお世話になっています。

神や仏は自分の心と合わせ鏡のように、どこかで繋がっている、
そう感じる時があり、またそれは誰もがそうだと思っています。

神仏だけでなくご先祖様など、目に見えない存在に
「おかげさまで」と感謝の気持ちを持つというのは、
自分の気持ちを少しでも清く保つための大事な事の1つなのかも
しれません。