友人の死

去る6/23に高校時代からの友人が亡くなった。
死因は急性心筋梗塞、いわゆる急死、突然死といわれるやつだ。

彼は高校時代の仲の良い5人のグループの1人で、
卒業以来、特に社会人になってから
年に1回くらい皆で集まってご飯を食べるという関係で、
特にしょっちゅう会うような親友という訳ではなかった。

が、考えてみれば僕にしょっちゅう会う親友などはおらず、
年1回でも定期的に会う彼らが生涯にわたる友達なのかな、と漠然と思っていた。

その彼が亡くなったなどと最初は到底信じられず、
仕事を切り上げ急遽斎場にかけつけ、その眠っているとしか思えない
死顔を見ても余計に信じられなかった。

まだ42歳で、かわいい盛りの3歳の双子の娘がおり、
探していた一軒家も良い物件が見つかり話を進めていこうとしていた矢先だそうで
まったくこんなことがあっていいのか。

コロナでこの2年間くらいは会っていなかったので
今だに信じられない。
でもフトもう彼と話せない、「こんなこと言うとこう返してくるだろうな」
というようないつものくだらないやり取りを想像し、それが出来ないんだと思うと
たまらなく寂しい。
未だにガキの頃に戻れる相手の1人だったんだということに今さら気付く。

17歳くらいの思春期に出会い、つかず離れず25年も付き合いがあった事実は
想像以上に大きかった、と彼を失ってから気付いた。

ほんとに何が起こるか分からない。

彼を忘れず、毎日可能な限り楽しんでこれからを生きていこうと思う。