子どもにいつからケータイを持たせるべきか

先日、小6の息子についにスマホを買い与えました。
「iPhone11」です。
僕のスマホよりも妻のよりも高い。。

といっても、これでも約1年は我慢させました。

子どもにケータイを持たせる理由

子どもにケータイを持たせる時は、もちろん理由があります。
わが家は、以下の理由で持たせました。
①夫婦共働き。
②子ども達が放課後の「学童」を辞めた→家で留守番。
③息子の習い事である公文が夕方からなので(娘が家で1人になる時間が発生する)

②の、子どもが学童保育を辞めたタイミングで、娘にキッズケータイの「マモリ―ノ」
を持たせました。
息子にはその1年前くらいに同じくマモリーノを持たせていました。

やはり共働きで、「家で子ども達だけ」という状況が発生する場合は
そのタイミングでどこの家庭でもケータイを持たせることを検討するのでは
ないでしょうか。

なぜ「iPhone」なのか?

息子は去年、つまり小5の終わりころからすでに
「iPhoneを持ちたい」と言っていました。

スマホを持っている友達が周りに増えてきたことで、
キッズケータイが恥ずかしくなってきたのと同時に、
やはりアプリ(主にゲーム系)を使いたい、というのが大きかったようです。

ではスマホでもなぜ「iPhone」なのか?ですが、
正直ハッキリとした理由はなく、一種の「ステータス」、かっこいいというイメージが
子ども達の間であるようです。

看護師の妻が言ってましたが、妻の同僚(20代前半/女性たち)も
「iPhone以外ダサい」という意見だそうで、
そこに明確な理由はなく、若者たちの流行りが生んだ先入観・固定概念
と言えそうです。

そのイメージが小学校高学年くらいまで浸透しているのは間違いないようです。

結局いつからケータイをべきか

それぞれの家庭の状況や、親の考えにもよりますが、
先にも書いたように、親が共働きで「家で子ども達だけ」という状況を
避けられない場合は、子どもの年齢にかかわらず持たせる方が
良いと思います。

ただ、キッズケータイとスマホは違います。
ゲームへの没頭、SNSで見ず知らずの人と繋がってしまう可能性など、
スマホには不安要素が有ります。
なのでスマホを持たせる時は、事前に
分別があいまいな年齢でスマホを持つデメリットをしっかり考え、
子どもとも話し合い、その上で検討すべきだと思います。
わが家の場合もフィルタリングで使用範囲を制限していますが、
それは事前に息子本人との「約束」の上で、です。

とはいえ、スマホという存在自体が現代では普通であり、
また子ども達にとっては物心つくころから当たり前に家にあるアイテムです。

「子どもがスマホを持つことによるデメリット」
と同時に、
「持ってて当たり前の世の中」
という“現実”も加味して考えなければいけないと思います。

まとめ

家庭のルールを決め、それを子どもに守らせる事は大事です。
しかし、子どもは成長とともにその「世界」も広がっています。
いつまでも幼いころと同じルールだと、子どもも窮屈になってくるでしょう。

子どもの「世界の広がり」を、家庭のルールから社会のルールを教える
1つの機会として捉え、その成長をサポートしてあげるのも
良いかもしれません。
わが家ではその機会が、今回の「iPhoneを持たせた事」と捉えています。