「妻不在時」子どもへのイライラ対応法
看護師の妻が夜勤時は、ただでさえ無理くり早く仕事を切り上げ
帰宅することもあり、
何かとバタバタしがちです。
こちらの気持ちの切り替えもままならない状態で、夕飯の支度など
急ぎ対応していうところに、
子ども達の「ケンカ」や「宿題をやってない」などの問題が発生した時、
どうしてもイライラしてしまいます。
そんな時の僕の対応法はこうです。
まず、イライラは“募って”くる
イライラというのは、すればするほど増幅してきます。
なので、イライラが爆発するもっともっと前、イライラする前に、
気持ちを落ち着かせます。
僕は深呼吸し、着替え、顔を洗ってから、夕飯の支度を「急がないと!」という焦りを
極力なくします。なくすというか「知らんぷり」する。
(ここで焦っても4~5分の差だ)と思う様にします。
そして一旦椅子に座って、子ども達とコミュニケーションを取ります。
・今日は学校どうやった?
・雨は大丈夫やった?
・今朝足痛いって言ってたの大丈夫?
など。
こちらが質問をすると、怒涛のような報告が返ってきます。
ここで学校以外の事も含め、一通り「話したい事」を吐き出させると
割と落ち着いてくれます。
落ち着いてこちらの状況を話し、分かってもらう
それでもいざ夕飯の支度をしていると、
「パパ見てー」「パパ宿題分からへん」「やめてって!もうパパに言う!パパ―!」
といった状況になる時もあります。
そんな時こちらも段々と「あーもう!」となってきますが、
そんな時こそ落ち着いて、
「パパ今手離されへんから、こっち持ってきて見せて?」
「宿題あとで見るから、他のとこやっといて」
「ケンカより今パパ何してると思う?今は無理やろ?」
とった返答をします。
(パパも大変なんだから理解して協力して欲しい)というスタンスでいると、
子ども達も「空気を読んで」くれます。
夕飯とお風呂を乗り切れば後は大丈夫
夕飯とお風呂を済ませてしまえば、こちらの重要任務もほぼ終わりみたいなもんです。
食器、洗濯などの残りの家事は、子ども達が寝た後でゆっくりやればいい。
でも「まだ宿題の分からない部分が残っている」といった場合は、
その事も考えなるべく早く夕飯とお風呂を先に終わらせる必要があります。
宿題を最後にし、あまり時間が遅くなってしまうと、眠気もあり集中力も上がりませんし、
ともすると分からなくて「グズる」場合もあります。
うちの下の娘(小3)などは、まだたまにそんな事があります。
やはり夕飯とお風呂は少しでも早くに終えるに越したことはないと思います。
基本的にいつでも「子供中心」
そこまでしなくても、と思われるかもしれませんが僕は自分でも
かなり「子供中心」とした考え、行動をとっていると思います。
それには理由があります。
僕はどちらかというと「いらち」な性格でした。
子ども達や妻のおかげでかなり緩和されてきたとは思いますが、
やはりたまに「素」が出てしまい、子ども達をどやしつけたこともあります。
どやしつけた夜など、子ども達の寝顔を見ていると、
「俺はなんであんなに怖い言い方で怒ってしまったんだろう」
「怒った後ちゃんと説明と話し合いをしたが、結局怒鳴られた時のショック、
心の傷はひどかったんじゃないか」
などと、子ども達の事を考え深く反省するということがありました。
本当に悪い事をした時、しっかし叱ることは親として当たり前です。
しかし、そこに「自分のイライラという要素」もあった場合、
教育、躾などと胸張って言えなくなります。
自分の気分にまかせて子どもを叱るのは、それは「叱る」ではなく
ただ「子どもに当たっているだけ」、そう思います。
まとめ
子どもにも「言い分」があります。
その内容が大人からしてどんなにくだらない内容でも、
それは「大人としての判断」です。
子どもは大人と違います。
子どもを「子ども扱い」せず、1人の人間として尊重し、
どんな言い分でもしっかり耳を傾けることにより、
その子の性格や考えも深く理解することが出来ます。
「イライラ」を子どもにぶつけるのは、それは自身が「子ども」だという証拠です。
自分も子どもなのに、子どもには「あれダメこれダメ」というのはおかしい、
そう思います。
人間そこまで完璧にはなれませんし、する必要はないと思います。
でも、人の親としてこういう原理は理解しておかなくてはいけないんじゃないか、
そう思います。
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