通勤時の“恥ずかしい”エピソード

今朝の出社の際、僕の使う南海高野線で踏切の安全点検で遅延があり
結局、会社の始業に5分ほど遅れてしまいました。

電車の遅延などは日常茶飯ですが、長い会社勤めをしていると、
通勤時に様々な出来事に見舞われた事がある方も多いと思います。

くも膜下出血でしょうか、目の前に立っていた人が電車を降りる際
そのまま人形のように前に倒れ、大いびきをかいているという事に
出くわしたこともあります。

でもこれは出来事などと呼ぶにふさわしくない「人の不幸」なので、
そういった事ではなく、
今回は僕が“恥ずかしかった”出来事をご紹介したいと思います。

 

【通勤時恥ずかしかった出来事①】

10年くらい前です。

厳密に言うと会社に着いてから気付いたことですが、
朝、自宅から駅へ向かう道中、やたらとカラスが舞っていました。

そそくさと通り過ぎ、何事もなく会社へ着き、トイレへ行き手を洗って鏡を見ると、
頭のてっぺんに大きな白い鳥の糞がついていました。

「ゲー!あの時か!」と思って糞を落とそうと前かがみになって鏡を見ると、
肩あたりになにか見えます。

なんだろう?と手で探ると、大きなカラスの羽がついていました。

電車で、頭に鳥の糞を乗っけて肩にカラスの羽付けてる僕を見た人は、
どう見ても「カラスに襲われた人」に見えたでしょう。

 

【通勤時恥ずかしかった出来事②】

5~6年前でしょうか。
当時使っていたカバンが、ボッテガヴェネタの“パチもん”みたいな、
黒の合皮の編み込みトートバッグでした。

※こんな感じ↑

朝、妻は娘を幼稚園に送ってそのまま出勤、息子も学校へ行き、
家を最後に出るのは僕です。

出勤時間になり家を出ようとして、お茶を冷蔵庫に入れ忘れている事に気付き、
トートバックを肩に下げたまま、お茶をなおしました。
うちは冷蔵庫の前にコンロがあり、スペースも狭いためお茶を冷蔵庫に入れる際、
カバンがコンロ付近に置いてあるおたまや菜箸にあたってガチャガチャなりましたが、
気にせず急いで家を出ました。

最寄り駅から乗車後、立って本を読んでいましたが、珍しく途中の停車駅で人がドッと降り、
目の前の椅子がガラ空きになったので、立っていても乗車客の邪魔になるので、
座りました。

座って膝の上にカバンを置いた瞬間、目を疑いました。
なんとカバンの編み編みに、菜箸が1本ぶっ刺さってます。
菜箸は昔ながらのやつです。

※これの左のやつ

一瞬、自体が飲み込めず「誰かのいたずらか?」と思いましたが、
家を出る際にお茶を冷蔵庫へ直した時の「カバンがあたってガチャガチャ」を思い出し、
「あの時か・・」と気付きました。

僕は自宅から最寄り駅に着くまでも、最寄り駅で電車を待っている時も、
最寄り駅からの停車駅までの15分あまりも、
片時も離さず何食わぬ顔でカバンに菜箸1本ぶら下げた状態でいたのです。

自体が飲み込めた後、なぜか周囲の目を気にして「え!?何これ!なんだ?」と、
必要以上に“怪訝な風”を装う芝居をして、首をかしげながら1本の菜箸を
編み込みから引き抜き、そっとカバンに仕舞いました。

 

以上が僕の通勤時の恥ずかしい出来事です。
長い通勤生活を送っていると、これくらいの事誰でもありますよね?

ないか?