「タバコやめたい」件について～煙草考～

2021年7月29日2021年8月18日

今だから言えますが、僕は17歳頃からタバコを吸い始めました。
喫煙歴かれこれ23年。
そろそろやめよっかなーと思う今日この頃です。

やめたい理由

・健康の為
どう考えても体に悪いのが明白。喫煙のメリットとデメリットを天秤にかけた時
この1点だけでもメリットの価値を大きく覆すほど。

・におい
服や髪についたにおい、吸ってる本人でさえ臭くて嫌になる。特に雨の日。

・めんどくさい
喫煙場所もないし、嫌煙者には止めろと言われるし、白い目で見られるし、
そんな事全てがめんどくさく、煩わしい。

・子どもが心配する
子ども達はもうタバコの「害」をよく知っており、僕が吸っていると
心配して「止めて、病気なったらどうする」と言ってきます。
その心配をよそに吸うのは心が痛みます。

・「吸う理由」が理由になってない
要するに「ストレス」だったり「口さみしい」「手持無沙汰」「長年の習慣」など
内的要因ばかりで、外的要因としての明確なメリット足りえない理由ばかり。

ザックリ言うと「段々と喫煙がバカバカしくなってきた」という感じです。

とりあえずIQOS（アイコス）に変えてみた

たまたま家に余っているIQOSがあるのを知り、先週の土曜日（7/24）から
IQOSに切り替えてみました。

それまではメビウスのオプション5ｍｍを1日1箱ペースだったので、
IQOSなどすぐ嫌になるだろうと思ってましたが、
予想に反し、今の所何の抵抗もなく、「普通のタバコを吸いたい」とも全く思わず、
今日（7/29）まで来ています。

それでいてIQOS自体吸ってても「こりゃいいな」とは思わないので、
なんとなく吸うペースも落ち、2日に1箱くらい。

このままIQOSもフェードアウトできたらええなーなどと思っています。

※これに変えてまでタバコに固執するのも嫌なんですが、
いきなり止めるのも精神的にキツいかなぁ・・って。

タバコと世の風潮

1981年生まれの僕が子供の頃、大人は皆タバコを吸うものと思っていました。
実際、「酒とタバコは大人として当たり前の嗜み」が常識だったと思います。

その証拠に、どこでもタバコを吸えてました。
路上喫煙、ポイ捨てなども当たり前でしたが、
駅や駅のホーム、新幹線、スーパーや百貨店などの商業施設の椅子という椅子
とにかく屋内屋外どこでも灰皿があり、「どこでも吸うのが当たり前」でした。

それが「変わってきたな」と感じたのが僕が大学生の頃。
調べると、健康増進法が制定されたのが2002年、僕が21歳の頃なので、
記憶と大体合ってます。

まず、屋内で今まで吸えていた場所が禁煙に変わる、灰皿が撤去される
という事が多くなりました。
そして飲食店でも喫煙可のお店が分煙にし、今ではほとんど禁煙です。

「受動喫煙」という言葉が出来てからは、駅周辺や商業施設の屋外喫煙場所は撤去され、
屋内の換気扇のついた狭い「喫煙スペース」に押し込められ始めました。

一昔前まで常識だった喫煙という行為は、今や悪行・悪癖とされ、
喫煙者は非喫煙者にとって自分の健康と気分を害してくる「外敵」です。

時代の変化、世の風潮の移り変わりなのでしょうがないですが、
元々は「お上」出自の情報から作られた風潮、世論の気がして
どーも素直に「その通りだよね、タバコダメ！絶対！」と賛同できない気もするんです。。

タバコがかっこよかった時代

僕が17歳でタバコを吸い始めたのはヤンキーだったからではなく、
単純に「背伸び」と「憧れ」でした。

中学～高校で故・松田優作に痺れ、その長い指で吸うタバコと
吸う仕草がメチャクチャかっこよく、かなり憧れました。
また当時のハリウッドの俳優や、外国ミュージシャンなどの影響もあり、
「いかにわざとらしくなく自然にかっこよくタバコを吸えるか」
「カッコよく火を付けれるか」
などを研究したりしてました。かわいいのー。

※ここも駅ですね・・