子どもに寂しい思いをさせないために心がけている事5つ

今日、看護師の妻は夜勤入り日なので帰ってきません。
子ども達、特に下の小学校3年の娘は、妻が夜勤入り日の登校時は
いつもしょんぼりと寂しそうに家を出ます。
今日は比較的元気に、いつもと変わらない様子で良かったですが、
やはりまだまだ甘えたい年頃、1日会えないだけで寂しさは募り、
気持ちは塞いでしまいがちです。

そうさせないために僕がやってみて、ある程度良い効果を感じている
「5つの心がけ」を上げてみようと思います。
多少輪郭がぼんやりした事も含みますが、ご了承下さい。

子どもを寂しがらせない「5つの心がけ」

①妻の夜勤日は必ず前もって子供に伝えておく
②夜勤入りの朝の登校時は「子どもを笑顔にさせて」から送り出す。
③僕が可能な限り早く帰る
④子どもが「今この瞬間」を楽しませる事をする
⑤どんな事であろうと子どもの「心の受け皿」に徹する

では順に説明します。

①妻の夜勤日は必ず前もって子供に伝えておく
子どもは繊細ですが決して弱くはありません。
前もって伝えておくことにより、子どもなりに後に来るその寂しさに「覚悟」を決め、
心の対応をしているように感じます。
と同時に、突発的な出来事にはうまく対応できないのも子どもです。
当日の朝突然「今日はママ夜勤だよ」と伝えると、そのショックに上手く対応できず
その日1日暗い気持ちで過ごさせてしまいかねません。

②夜勤入りの朝の登校時は「子どもを笑顔にさせて」から送り出す。
子どもは、朝学校に行ってから誰もいない家に帰ります(兄妹どちらかはすぐ帰ってきますが)。
また、次の日の学校から帰るまで、ママに会えないのです。
その始まりの日の朝は、笑顔で楽しい気持ちでスタートして欲しいと思ってます。
その為に朝送り出す時、冗談を言ったり、時には愛犬にも手伝ってもらい(抱っこして手を振るなど)
出来る限り「笑顔にさせる」ことを考えています。
笑顔で「行ってきます」と、沈んだ気持ちで「行ってきます」では違うと思います。

③僕が可能な限り早く帰る
そのままですが、可能な限り定時で帰れるよう仕事の調整など努力しています。
買い物をし、夕食を作り、といったこなさなければいけない家事があるから、
という意味もありますが、出来る限りコミュニケーションの時間を長く取るため
という方が僕にとっては重要です。
ママというピースの掛けた、父息子娘の3人の夜だからこそ、
少しでも有意義で充実した時間を持ちたいと思っています。

④子どもが「今この瞬間」を楽しませる事をする
皆が皆ではありませんが、子どもは未来を見据えたり、過去に捕らわれたりはせず、
「今」を生きています。「今」が重要だと思っています。
なので、「今」寂しい思いをしていたらその事を忘れさせる。
話しをし、質問をし、冗談を言い、考えさせたり、笑わせたりして、
「今この瞬間」に頭を集中させるようにします。
それにより、もし気持ちが沈んでいても良い気分転換になるはずです。
「今」を生きているので良い気分転換が出来れば、さっきまでの沈んだ気持ちも
案外ケロっと忘れたりするものです。

⑤どんな事であろうと子どもの「心の受け皿」に徹する
④と関連しますが、「今」を生きているからこそ、フトした拍子に
また気持ちが変わる事もあります。
例えば、さっきまであれほどワーワーと騒いで笑っていたのが、寝るためにベッドに入り、
横にママがいないことで寂しい気持ちがフワッと蘇ってきたりします。(推測ですが。)
時には「そんな事言われても・・」と困るような事を言われる時もありますが、
それは寂しいという気持ちを素直に表してくれているということで、
僕にとってはありがたいことです。
そして、どんな言葉でも愚痴でも子供の気持ちになってしっかり耳をかたむけ、
受け入れることにより、子どもも「納得する」返答が言えたりします。
大人の理屈は言わず、子どもの気持ちに寄り添い、受け皿になることにより、
気持ちを落ち着かせることは出来ると思っています。

まとめ

夜勤でママに会えないという物理的問題による寂寥感はどうしようもありません。
だからこそ少しでもその埋め合わせをしたい、と思うのが親心です。
まず、子供の気持ちに寄り添い、その子の気持ちになって考えることにより、
見えてくることや感じることがあると思います。それを元にして、
我が子にあった対応をしていくのが大事だと思っています。