思ひ出の公園

先週土曜日、その日夜勤入り前で就寝中の妻を置いて、
自宅から徒歩25分の大蓮公園へ、子供たちと愛犬トトを連れて
散歩へ出かけました。

大蓮公園※LiPさんHP
https://www.lip-ohasu.com/

 

※園内には児童遊具やキャンプサイト、BBQエリアなどが新設され、何より緑が豊富

快晴とまではいきませんでしたが、上着のいらないポカポカ陽気で、
出発前に急いで用意したミニおにぎりを食べながら、みんなで楽しみました。

 

思い出の公園

この公園は泉北高速鉄道「泉ヶ丘駅」から徒歩10分程の所にあります。
公園面積は約15万平方メートルとかなり広く、その全体面積の1/3を大蓮池という
ため池が占めており、
ちょっとした森もあり、野鳥も豊富です。

 

※泉ヶ丘駅前の「ビッグバン」脇を通り、トンネルを抜ければ大蓮公園

この公園は今から22年前、高校3年生の時、当時付き合い始めた妻と
よく学校帰りに制服のままブラブラと散歩デートをした思い出の場所です。

何より人が少なく、緑が多いので死角も多く・・・と、まあいった具合で
木漏れ日の中、たわいのない話をし、手をつないで歩く、というだけのことが
とても楽しかった。
ここに来ると、当時の断片的な記憶が淡い感情とともに蘇ってくるのです。

まさか当時、自分の横に歩いている人との間に授かった子供と共に
将来この公園の同じ場所を歩いているなどと、想像だにしませんでしたので、
何か不思議な感じがするのと同時に、運命の面白さを感じます。

 

※この裏の森でカブトムシを捕まえたこともありました。

 

思い出の場所に住む良さ

こういった、ちょっとした「思い出の場所」は地元周辺にいくつかあります。
感傷家という訳でも、懐古主義でもありませんが、その場所を通るたびに、
ふと昔を思い出し、しばしその思い出に浸る時があります。
妻がいれば「あそこほら!〇〇覚えてる?」とか、イチイチ言ってしまいます。

大学生にもなると車移動が多かったので、地元での思い出は必然的に
小学生~高校生くらいの事が主になってきますが、
その中高生くらいの“背伸びしてる”頃の思い出というのは、
人にはこっぱずかしいけど、自分にとっては青春だったんだなと今になって思います。

思い出を共有する人と、思い出の場所に住み、
たまーに当時の事を笑って話せる。
大した事ではありませんが、それこそお金では買えない幸せだ、
などと思うのです。

歳っすかね。