「ひねくれもの」の愛

両親共働きが当たり前の時代になり、また父親が家事育児をこなすのも
普通になってきました。
「家父長制」のような前時代的な常識は一掃され、ますます父親の
家庭参入はあらゆる部分で推進、奨励されるだろうと思います。
それは女性の権利、女性の社会参画や女性差別問題への取り組みと、
親戚関係にある動きの1つ、かと個人的に感じています。

さて僕自身、たまに「イクメンやな~」と言われることがあります。
そんな時、特に嬉しくはなく、「おう、そうか?」と曖昧な返答しか
返せません。
また、世の中のイクメンに関するニュースや、「全力でパパを楽しもう!」的な
記事を見ると、若干拒否反応が出てしまいます。

いや、前向きな事ですし、楽しむのも子どもと全力で遊ぶのも大いに結構です。
むしろ良い事なのですが、自他関わらず「標榜」「アピール」されると、
とたんに“見なかった事”にしてしまう自分がいます。
自分で、つくづくひねくれてるな~と思います。

自分もどちらかと言うと“そっち”なんです。
イクメンとか肩書はどうでもいいですが、今までも思いっきり育児してきた
メンズですし、子どもと楽しい時間を過ごすことは最も重要と思っています。

ただ!
表面的には「子どもなんて勝手に育つわい~」とか言いながら、
実は裏では家庭第一、子どもにもとんでもない愛情を注いでいる、
みたいな方が共感できるし、好きです。

節操を貫いてると言いますか。
男は黙って行動で表す、というような矜持を・・・
と書いていて、自分が最も“前時代的”なんじゃないかなと思ってきました。
しかも「そもそもブログで発信しとるやないか」と、
自分でツっこんでしまいました。

ひねくれてるというかアホですね。