“アイロン”で気持ちの切り替え

僕は自分のワイシャツやハンカチ、子どもの給食エプロンなどを
アイロンがけしています。
アイロン歴自体は15年程です。
大体いつも日曜の夜にまとめてすることが多いです。

正直、めんどくさいです。けど、案外アイロンがけは僕に良い“効用”を
もたらしてくれているように感じてます。

アイロンがけの効用

・集中する:
いかに早く綺麗に仕上げられるかを意識しますので、とても集中してます。
つまり雑念が消え、一種「無我」の境地に入るのです!

・気持ちの切り替え:
集中しつつ“アイロンがけ”という行為を行う事により、「明日からの一週間」を
無意識に反芻してます。手元に集中しつつも、気付くと、明日の仕事のタスク整理などを
頭の中でシュミレートしてる時が多々あります。

・気持ちが良い:
よく「服のシワをのばせば心のシワものびる」みたいな事言いますが、
確かに分かります。やはり着るモノ使うモノがパリッとするのは、
単純に気持ちいいもんです。

アイロンのかけ方

以前はデロンギのアイロンを使ってましたが、
←コレ

僕には使いにくく、今は安いパナソニックのコードレススチームアイロンを
使っています。
←コレっぽいやつ

「アイロンがけが上手く出来る方法」みたいな情報は、ネット記事で
いくつも出てきますが、僕はそれら「方法」を自分の経験でもって
体得していきました。(おおげさですが)

まあほんとに大したことないのですが、例えば
・アイロン台の上で綺麗に布を伸ばしておいてから、かける。
・シャツは右前身ごろ、左前身ごろ、後身ごろも右半分、左半分、袖、襟と
パーツに分けてあてる。
・襟はアイロン時にシワが寄りやすいので、裏からのみ。
・ジグザグにはあてず、まっすぐ。場所によっては滑らさず押さえるようにする。
・スチームは適度に。

こんな感じですが、こんな事が最初は分からず、上手くあてられませんでした。

アイロンがスポーツ!?

自身の体験から「アイロンがけによる心への作用」など何か情報ないかと
ネットで調べましたが、さすがにありませんでした。

かわりに「エクストリーム・アイロニング」という聞きなれない言葉を
見つけました。
これは、高所や森の中、崖やカヌーの上など、非日常的かつ“危険な場所”で
アイロンをかける競技だそうで、イギリス発祥の「スポーツ」だそうです。

「ちょっと何言ってるか分からない」という感じで、最初は冗談かと思いましたが、
この競技をしている人達はいたって真面目で、真剣に取り組んでいるそう。

「極限状態の場所で平然とアイロン台を出し、涼しい顔でアイロンがけを行う」のが
基本原則で、本来の目的である衣服のシワを伸ばすことは重要視されない、
ってどういう意味やねん!と思わずツッコんでしまいそうです。
が、面白いことをする人たちもいるもんだなと、変に感心してしまいました。

まとめ

「自分で使うモノは自分で手入れする」というのは大事です。
愛着が湧くだけでなく、モノを大事にする精神という意味でも
基本原則ではないかと思います。

シワのないパリッとしたシャツを着ると、仕事でも幾分背筋が伸びるような
気持ちになりますし、それはエプロンでもハンカチでもブラウスでもパンツでも
同じかと思います。(シワ加工のデザインのものでない場合)

面倒なアイロンがけも、僕にとっては毎週欠かせない重要な「儀式」として
これからも続けていきます。