子供が成長する喜びと寂しさ

先週の土曜日、看護師の妻は夜勤入り日(15:00出勤)だったので、
僕は午前中に買い物に出かけ、子供たちと家で昼食を取り、
さて午後から掃除でもするか、というなんという事もない日でした。

午後から息子、娘はそれぞれ友達と遊びに出かけ

午後から子供たちはそれぞれ友達と遊ぶ約束をしていたらしく、
それぞれ家を出ていきました。
そして15:00前、妻を勤務先へ車で送り、僕は家に一人です。

一人になる時間はあまりないので、少し昼寝でもするかーと思いましたが、
しかしこの寂しさはなんでしょうか笑

子供たちはもう小学校6年と3年、自分もこれくらいの歳の頃は
毎日のように友達と遊んでいました。が、
思い出して見ると土日に遊ぶということは中学高校くらいになってから
だったような記憶があります。

親離れを喜ぶべき

今日日当たり前ですが、子供たちの友達もうちのように親が共働きという家庭も
多いようです。
なので、遊ぶなら親の居る土日に~という傾向もあるようです。

子供たちがそれぞれ友達を作り、休日に遊ぶ約束をし、
楽しそうに出かけけていく様子は、親にとって喜ばしいことです。
仲の良い友達が出来ることは、親である僕としても嬉しいですし、
素直に「楽しそうで良かった」と心から思います。

しかし一方で、ついこの間まで“ちっちゃ”かった娘が、
家の外にも自分の世界を見つけ、出かけていく姿を見て、
その成長が嬉しくもあり、少し寂しくも感じてしまいます。
「こうして自分の手から離れていくんやな・・」と実感するのです。

自分の時間感覚と子の成長スピードの相違

毎日子ども達の顔を見、その姿をつぶさに見てきました。
もちろんその成長をしっかり感じているのですが、
実際の子ども達の、特に精神面や頭脳面での成長スピードというのは、
しばしば驚かされる事もあるくらい早いです。

難しい言葉もどんどん覚えていきますし、知識全般の汎用や応用能力も
凄いです。
親である僕は、この歳になって毎日知らないことを知り、日々成長を感じる、
というようなことはありません。大人になれば普通はそうでしょう。

その辺で自分自身の感覚からすると、実際の子供の成長していく姿やスピードに驚かされ、
気持ちの面でも僕が“子離れ”出来ないうちに子供が“親離れ”していってしまうんだろう、
と思っています。

これは僕にとってゆゆしき問題であり、
今の内に子ども達が本格的に親離れしていく前に、俺が子離れしていかなくては!
と思っているのですが、思っているだけで1ミリも出来ていないのが現状です。

 

このGWは妻が休暇希望を頑張ってくれたおかげで、3日も家族で時間を過ごせます。
「子離れ」などスパッと忘れて、思いっきり子ども達と楽しもうと思っています。