看護師の妻に喜ばれるであろう行動3選

看護師に限ったことではない部分もありますが、
特に看護師の妻に喜ばれるであろう夫としての行動を
いくつか挙げてみます。

①家事全般

まだ世話の焼ける子どもを抱えている親としては、
「家庭を上手くまわしていく」だけでも、一定の労力が伴います。
加えて、夜勤もある看護師だと生活がどうしても不規則になりがちです。
仕事の都合上、家事で「妻が出来ない事」と「出来るけど大変」な事は
基本全て夫がしてあげると確実に喜ばれるでしょう。

【食事】
日勤(9時~18時)以外の日、つまり遅出や夜勤の時、または土日祝などは日勤でも
僕が作ります。
妻が帰宅のタイミングですぐに食べられるようにすると喜んでくれます。
メニューも、妻が普段作らないようなものを作るようになるべく心がけているので、
妻も子ども達も新鮮なのか、それなりに喜んでくれているようです。

【食後の洗い物】
妻が作ってくれようが自分が作ろうが、食後の食器類は基本的に僕が洗っています。
最初は「少しでもゆっくりして欲しい」という気持ちからでしたが、
いざ習慣になってしまうと「自分でさっさと片付けてしまいたい」という
自己欲求になっていました。
食後の満腹の状態で洗い物は誰しも面倒なものでしょう。
妻は都度「ありがとう」と言ってくれます。

【掃除・洗濯】
僕の仕事はカレンダー通り、つまり小学校に通う子ども達とも同じなので、
平日でも、朝から就寝までの日々のルーティンさえ掴めていれば、
掃除や洗濯の時間も作れます。
特に洗濯は、冬場は洗濯物の“かさ”も増えるので、かさばるものは外に干しつつ
それでも毎日1日中洗濯乾燥機をまわしている状態です。
少しタイミングがズレるとすぐに溜まってしまうので、
基本的にほぼ僕が管理実行しています。

 

②コミュニケーション~話を聞く

看護師は非常にストレスの溜まる仕事です。
科長や師長にはクセの強い人も多いようで(どの病院でもそうみたい)
また、まだまだ女性の職場という面もあり、
人間関係が難しい場合も多いと聞きます。

妻の場合も例外ではなく、特に1年目などは明らかにストレス過多で、
とても心配しました。

なので、「俺はどんな時でも味方だ」という事を伝えた上で、
職場に対するささいな小言から愚痴まで、
とにかくため込まないようしっかり吐き出させます。

その際、こちら(夫)の意見はあまり必要ありません。
とにかくちゃんと耳を傾け、妻の立場になって妻の気持ちを代弁するだけで
良いのです。
間違っても自分の価値観や仕事観でもって戒めたり諭したりしてはいけません。
妻の気持ちを理解する事が重要です。

 

③ほんの少しでも「家庭」から解放させる

これはうちの場合はほとんど無いのですが、
例えば「ヘアサロンに行く」や「同僚と飲む」という場合、
夫は快く送り出してあげることが必要です。
不満顔で「え~子供らどうするねん~」といったガキみたいな事言っては
いけません。

ただでさえ子を持つママは大変なのにフルタイムでしかも看護師となると
自分の時間などほぼ皆無です。
「家の事は全て夫にまかせて自分は仕事以外は遊び呆けている」では困りますが、
実際はその真逆の人がほとんどでしょう。
そんな看護師の妻には、少しでも「家庭を忘れる時間」も必要ではないか、
と僕は思います。

また、出来れば「そろそろ髪の毛切りに行かんでもええの?気にせず行っといでや?」
などと、こちらから促せられるようだと尚良し。
妻も自然と「私の事を思いやってくれている」と感じてくれるでしょう。

番外編

夫婦間の関係性やそれぞれの性格もありますが、
たまには夫が妻に「甘える」事も必要だと思います。
悩みを相談するのでも良いですし、服を買うのについてきてくれでも良い、
スキンシップでも良いので、普段から夫からの甘えのアプローチを出すと
妻側にもそれを受け入れる「器」のようなものが形成され、
その器はその後の夫婦間のバランスに良い影響をもたらしてくれるはずです。

 

注意しておきたいこと

さて、ここまでの話だと「看護師の妻を持つ夫は完璧じゃないといけない」
という感じですが、決してそうではありません。
上の「番外編」でも少し書きましたが、「弱みも素直に出せる関係性の構築」
が夫婦にとってはまず重要だと思います。
また、夫婦の別なく「やる方は思いやりを持ち」つつ、「やってもらう方は感謝をし」つつ、
気付ける範囲と出来る事を少しづつ広げていければ、
ストレスも無く気持ちよく前述のような事が出来るのではないか、
というのが僕の考えです。

 

まとめ

「喜ばれるであろう行動」は「喜んで欲しい」という相手を想う気持ちから
取る行動でなければなりません。
またそれは、例え喜んでくれなくても良いという気持ちでないといけません。
要するに、見返りを求めない無償の行動であればあるほど、
その結果、心ある人にはちゃんと感謝される、というものです。

それに加えて僕が重要だと思うのは、妻が看護師の場合
・看護師という職業の事
・その看護師として働く妻の事
・家庭を持つ身である妻の事
・自分が好きで結婚した1人の女性としての妻の事
この4つの面をしっかり認識する事が重要だと思います。
そうすれば自分の取るべき行動が分かり、気持ちの「処し方」も
上手くいくはずです。