“共働き夫婦”の子どもの夏休み対処法
またこの季節がやってまいりました。
共働き夫婦にとって“やっかい”とも言える、長い長い「子供の夏休み」。。
自分達が仕事の間子ども達をどうするか、という問題があります。
子どもの年齢にもよりますが、
・幼稚園までだと園か親などで「預かり」
・中学生以上だと1人でもある程度大丈夫
では小学生は?というと、その中間ということで、
対処に悩む事もあります。
うちの場合
うちの子どもは小3女児と小6男児ですが、夏・冬休みなどは
去年から基本的に「家でお留守番」という形をとっています。
お昼ご飯は用意しておき、お兄ちゃんに「チンしてね」と頼んでいます。
午後からは宿題やお友達と遊ぶなり、自由にさせていますが、
遊びに出る場合は必ずケータイを持ち、メールか電話で連絡を入れる約束です。
上の長男を頼りにしていますが、下の娘も小さな頃からの環境からか
ある程度「1人で行動」することに慣れており、
僕自身の同じ年の頃を思い出して比べてみても、しっかりしているなと感じます。
隣近所や近隣のコミュニティが大事
それでもやはり心配ではあるので、小まめにメールや電話で連絡を取っていますが、
このような、見る人が見ると「ゆるい」対応が出来るのも、
ご近所や近隣のコミュニティや環境による部分もあります。
お隣さんやご近所さんには顔見知りも多く、
休日に顔を合わすとよく子ども達の日中の様子を教えてくれることもあります。
(どこどこに行くといっていた、家の前でお友達と遊んでいた、
「暗くなる前に帰ってきいや~」といった声かけをしてくれている、など。)
また、住んでいる環境が都心ではなく郊外のニュータウン、住宅地なので
車が通らない道が多く事故の心配は少ない方です。
また、昼日中はどこかしらに住人が居るので、人の目があります。
「人気のない場所」といった所は子どもの想定動線上にはありません。
お友達の家との行き来も、小学生なので遠くても徒歩5分程の範囲内です。
また、子どもの足で徒歩15分の場所に、僕の親(実家)が住んでおり、
週1くらいのペースで親に見てもらったりしています。
これらの理由から、我が家では去年から学童は辞め、家でのお留守番という対応に
しています。
「学童」を嫌がった娘
娘は当初「学童保育」にかよっていましたが、
小1の終り頃から徐々に嫌がり始めました。
特にイジメなどの人間関係ではなかったようですが、
一緒に通っていた長男が一足先に辞めたので、「兄が居なくなった寂しさ」も手伝い、
居心地の悪さを感じていたようです。
そこで娘が小2に上がる頃、しっかり家族会議を開いた上で娘も学童保育を辞めました。
「学童」しか選択肢のない家庭も
我が家の場合は先述の様な理由から、子ども達を学童に通わせなくても
なんとかやっていけてます。
しかし、ご近所づきあいも無く、知り合い家族も皆共働き、両親も近くに住んでおらず、
自宅周辺環境も都会で不安要素がたくさん、といった家庭も多いと思います。
学童保育に行ってくれている間は良いですが、小2、小3などまだ心配な時期になると
嫌がるかもしれません。
嫌がるものを無理やり通わせるのは、親としては心苦しいものです。
いよいよ「家でお留守番」一択しか無くなったその時、親としてはどうすればよいか。
正直、その時になって初めてどうすればよいかを考えるのはちょっと遅いと思います。
自分達夫婦の仕事などから、家族のライフステージ、少し先の未来の家族の形
というのはある程度予測できます。
であれば、子どもにも「知ってもらう」「理解してもらう」「慣れてもらう」
「対応してもらう」といった訓練を、早い段階から徐々に出来るはずです。
それをしていれば「いざ家でお留守番」となった時、子どもの対応レベルや、
そこに関しての親の安心度や子どもへの信頼度も違ってきます。
夫婦共働きを続けていくつもりなら、まずは長期休暇中の子ども達への対応等、
早い段階から夫婦でしっかり話し合い、同じ方向を向きつつ方針を共有する必要があります。
後は、ケータイ、amazonAlexaなどのスマートスピーカーを駆使し、
最初は可能な限り「子どもの不安、寂しさ」などに対応していきます。
子どもは環境対応能力に優れているので、慣れるのも早いです。
最初の対応をしっかりしていれば、徐々に自立出来ます。
まとめ
僕は当初、「自分達、親の都合で子どもたちに寂しい思いをさせてる」と
自己嫌悪に陥っていました。
でも自分を責めてなんになるのでしょうか。
それよりも、状況を前向きにするために何ができるか、どうすれば良いか
を考え、考え付いた事を夫婦で1つずつ試してみる方が、よほど建設的です。
「子ども中心」から「家族中心」という考えを、ある時期から子どもにも理解してもらい、
家族みんながお互いに支え合うという形が作れれば良いなと思ってます。
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