子供のこと

2021年3月31日

うちには2021年現在、小6男児と小3女児の子供が居てます。
休日など1日一緒にいると「やかましいなー」「めんどくさいなー」と思う時も多々ありますが、
それでも自分の命よりも大切な、この世で最も愛おしい存在であることには変わりありません。
妻も子供達に対し、同じように思っていることでしょう。

さて、そんなまだまだ手のかかる子供を抱え、妻が看護師であるために「ママ不在」の時間の多い我が家で
問題は発生しているか、発生していればどう対応しているか、
また良いことはあるか、などを思い返してみたいと思います。

問題点とその対応

・どうしても鍵っ子になり寂しい思いをさせてしまう
→ママが帰宅後や休日に居る時など、思い切り甘えさせています。僕自身もどんな小さな事でも可能な限り話しを聞くなど、
深いコミュニケーションを取るように心がけています。
「基本的に子ども最優先」という事を夫婦間で共有しており、子供にしっかり向き合う気概は強いです。
そういった対応が功を奏してか、当初心配したほどの寂しさは感じていないように思います。
むしろ子ども達も大きくなり、親が帰宅するまでの時間が自由なのでゲームやYouTubeを見る
などをし、
宿題や先にやるべきことなど、規律を知って実行動をとってもらうようにする方が大変かもです。

・睡眠時間が短くなるなど生活が不規則になりがち
→平日は夕食がどうしても遅くなってしまいます。なのでうちでは平均して子供達の就寝は22時頃、翌朝は7時起床の
9時間睡眠ということになります。これは限られた時間の中で親もやるべき事をこなしながら、なので、
本当は21時に寝かせたいのですがなかなか間に合いません。
なので妻が仕事の休日は、18時には夕食、20時までにはいつでも就寝できるようにし、特に日曜日は21時頃に
布団に入っているようにしています。

・ママが参観に来れない
→子どもが幼稚園(妻が看護学生時)~現在まで、妻が来れない時は全て僕が有給、半休を使い出席してます。
運動会などの大型イベントでは、妻も休み希望を出して参加してくれています。

 

良いことはない!?

子ども達にとって、ママが看護師である直接的なメリットは特に無いように思います。
収入面や医療知識があるなどの事は、子どもにとって直結する“喜び”ではありません。
では良いことなんて全くないと言えば、そんなことは無いです。

・ママの体を心配し、疲れを気にして優しい言葉をかけてくれるようになった。
→僕が普段から看護師の大変さなどちょこちょこ言ってるからかもですが、優しい気遣いの気持ちを
行動と言葉で表してくれるようになりました。

たくましくなった(ような気がする)
→成長もあるかもしれませんが、学校の準備その他含め、以前に比べ自主的に動いてくれるようになりました。
一度、息子娘別々で「最近頑張ってくれてるね、どうしたん?」と聞いた事があるのですが、
「パパもママもお仕事で大変やろから」と、2人とも同じような返答がサラッと返ってきたときには、
少々目頭が熱くなりました。。
まあ、それでも「言われなやらん」事が多いですけど・・

・家族が揃う時間を喜んでくれるようになった
→これは寂しさの裏返しとも言えますが、例えば「今度の日曜ママ休みやで」と言うと「やったー!」と喜びます。
もしかするとこれを不憫と感じる方もいるかもですが、僕はそうは思いません。
小さなことに喜びを感じる、当たり前のことに幸せを感じられる、そういった人間形成のきっかけになるのではないか、
と思っているからです。
お友達が旅行に行ったと羨ましがる事もあります。でも自分の家は簡単に旅行に行けない事も十分理解してる。
だからこそ、家族揃って遊びに出かける時などはとても嬉しそうですし、またその貴重さを感じているような発言もあります。
「当たり前」を「当たり前」として享受していれば、そのありがたみに気づくことは容易ではありません。

 

ママがいない事での子どもへの問題点も利点も、対応や捉え方次第で表裏一体だと思います。
普段から子どもとしっかり意思疎通をし、子どもが親に心の内を吐露できるような関係性であれば、
自ずと安心するでしょう。
また、寂しい思いをしていたとしても、親はそれを“罪”とは思わず、しかししっかりとしたフォローをすることにより、
心の埋め合わせは出来る、と思っています。