地域のこと~泉北ニュータウン➀~

2021年3月26日

僕は大阪府堺市の南部に位置する「泉北ニュータウン」
という地域に住んでいる。
住所だと「堺市南区」だが、大阪人同士だと
「泉北に住んでまんねん」といった方が伝わりやすい。

僕はこの地に非常に愛着を持っている。
若い頃は“中途半端な田舎や”と毛嫌いし、大阪のキタやミナミ、
または神戸や京都にしょっちゅう出かけていた。
だが今はまさしく「郷里」といった心持ちでこの地を眺め、住んでいる。

 

泉北ニュータウンとは

60年代~の高度成長期に伴う、都市部の急発展と人口増に伴い、
住宅問題解消のために計画的都市設計のもと拓かれた、郊外型都市です。
詳細は以下wikiより
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%89%E5%8C%97%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3

ニュータウンの先輩として大阪北部の「千里ニュータウン」があり、
同期は「多摩ニュータウン」と言えるでしょう。

さてその泉北ニュータウンは、
泉北高速鉄道の「泉ヶ丘」「栂・美木多」「光明池」という
3駅を中心に広がるエリアで、それぞれ3つの丘陵地帯上に
街が拓かれています。
なので番地は〇〇町ではなく〇〇台〇丁といった名称です。

ただ街といってもほぼ住宅街で、商地区は駅周辺のみ、
または“台”ごとにある近隣センターというスーパーを中心にした
商店の集まり、くらいで、住宅地の中に時折ポツンポツンと
会社やお店があるくらいで、ほとんど“ベッドタウン”です。

ただ、住む側から見れば優れた都市設計と言え、
例えば“緑道”とよばれる遊歩道がニュータウン内の台という台を繋いでおり、
その緑道を通れば、ほぼ車道と接することなく安全に移動できます。
丘陵地なので元々坂道、凹凸は多い地形ですが、
その地形を活かし、車道の下をトンネルで緑道を通すなど工夫されています。
各台には幼稚園、小中学校があり、他に公園、グラウンドなども
緑道が繋いでいます。

また、その名の通りの緑道沿い中心に多くの緑地帯があります。
街開き50年以上が経ち、当時の植林も成長とともにほぼ自然林化しており、
四季の移ろいも感じられ、そういった面も魅力であると感じています。

長くなりそうなので、また別記事で以下内容も書いてみたいと思います。
〇子供と遊べる場所や名所
〇住んでいて感じる問題点
〇個人的思い出  など。