趣味など自分の時間をどう取るか

2021年3月26日

妻が看護師で且つ子供がいれば、その夫はなかなか自分の時間が取れないと思います。
そもそも、子どもをママに見てもらう機会が少ないので、
時間が取れたとしても「子供が寝静まった後」か、「子供がお友達や祖父母のとこで遊んでいる時」
くらいではないかと。
どのみち短時間で、1日自由だ―!という機会はほとんどないです。

因みに僕は割と多趣味な方だと思いますが、その趣味に費やすための
自分だけの時間を取れなくても、あまりストレスは感じません。
感じないように少しづつ生活に紛れ込ませているからです。

 

僕の趣味

僕の趣味など誰も興味ないんですが、後の内容の為ザっと列挙してみます。

音楽:60年代~の古い英米ロック中心に、ジャズやソウル、ファンクなどのブラックミュージック
またはサンバ、ボサノヴァ、ラテン、サルサなどワールドミュージックが好きです。
また学生時分からバンドをし、ギターをかじります。今でも家でたまに触ってます。

歴史:日本の古代史と戦国時代が特に好きです。全体を通して教科書に載っているような“正史”より、
スポットが当たらない歴史の“裏側”に、興味が尽きません。

:もっぱら歴史小説、時代小説や解説書、新書系や評論などが中心。「山と渓谷社」の
山や自然で生活する人々の本も多数持ってます。
現代小説ではほぼピカレスク系のみ、最も好きな作家は藤沢周平です。
マンガは世代的にドラゴンボールや北斗の拳が今でも好きですが、大人になってからは
大友克洋、山上たつひこ、楳図かずお、つげ義春、などが好きです。

山、自然:ピークハントを目的とした登山はあまり興味なく、自然の中に埋没したい欲求が常にあります。
都市に近い公園とかではなく、本当の自然、つまり山になります。
本当は月イチくらいで近場の低山に行きたいくらいですが、これはなかなか
機会が作れません。

宗教関連:歴史にも通底してますが、仏教、神道など古くからの思想や慣習が現代まで残っている、
という所にロマンを感じます。
神道を通して日本を見たり、仏教を通じて哲学を知ったりなど、とめどなく興味が湧きます。

寺社仏閣:上記宗教に関連しますが、実際に1,000年以上も前からある寺社を訪れると、
時空を超えたような、歴史の重みを感じるような気持ちになり、感動します。
特に奈良が好きで、御朱印帳1冊分はかなり前に訪問済みです。

※CDは600枚ほど

簡単に紹介すると上記のような感じですが、詳細を述べると1日必要です。
またこの他にも映画や車、服など、「お金をつぎ込んではない」けど好きなものはたくさんあります。

 

趣味欲求の消化方法

方法などと大それたことではなく、至極単純なのですが、上記の趣味内容をもとにして
どうやって欲求消化しているか、書いてみます。

音楽:自分の部屋でアホほどあるCDをゆっくり聞く時間はなかなか取れません。また、同じ聞くなら
多少は大きい音で聞きたいですが、子供が寝た後だとそれは無理です。
なので、JBLのポータブルスピーカーを買い、「YouTubeMusic」でBluetoothで聞いてます。
タイミングは、主に夕食が終わった後の食器洗い時~その後30分にかけて、計1時間くらい。
これ毎日してると「次聞きたいものがすぐ浮かばなく」なるくらい、鑑賞欲求が消化できてます。
あとは休日の車の中です。
その日ごろのせいで、マニアックな洋楽を子ども達が覚え、口ずさむようになりました笑
ギターは休日の空き時間か深夜にちょろっと触る程度です。

歴史:これは興味から来る“知識欲”なので、仕事の合間にネットで調べたり、この後の「本」で
得ています。因みに最近、息子から戦国武将の事を聞かれることがたまにあり、
嬉しさのあまり1聞かれたことを10にも20にもして唾飛ばして答えるので、
息子、辟易しています笑

:家で読む時間はほとんどなく、もっぱら通勤時に読んでます。週2冊ペース、ほぼ文庫です。
よほど続きが気になる場合は就寝時に読みますが、すぐ眠気が来て進まないので、
あまりしていません。

山、自然:これは実際にそこに足を運ばないといけませんので、なかなか難しいです。
下の子がまだ小2ということもあり、ママ不在で僕だけが子ども達を連れて山に行く
ということはしていません。ちょっと不安ですし・・
長男とは2度程登山にいきましたが、まあ今後子ども達が大きくなりこれからの楽しみにしています。

宗教関連:歴史と同様、本とネットで補っています。

寺社仏閣:家族巻き込んで行ってます。ただ、当初寺社巡りだけでは子ども達には面白くないだろうなと思い、
近くにある博物館などの施設をメインに、「ちょっと寄りたいとこあるからいい?」と言って、
付いて来てもらってました。が、最近では子ども達から、「パパお寺いきたいんちゃうん?」
「お寺気持ちいいから行こうよ」などと言ってくれるようになり、もう感涙ものです。

 

今まで僕は子ども達に気兼ねして、自分の趣味などに付き合わせることは控えていました。
でもその好みや嗜好は自然と出ているもので、いつの間にか子ども達にも何かしら
影響を与えていたのかと、我が子の言葉や行動から気づきました。
思えば自分もそうでした。

今は「趣味の為に自分の時間を取る」ことより、「自分の“好き”を家族と共有する」という
新たな楽しみを見つけた、というのが、僕の方法かもしれません。