時短食卓・料理について

「時短料理」などとエラそうに記事を書けるほど、料理の腕前もありませんし、レパートリーもありません。
が、そういうド素人だからこその見解からも書けることもあるかもしれません。

少し前にネット記事で「料理をしない夫が、出来合いモノや冷凍食品を食卓に出すと不機嫌いなる」という主旨の話題がありました。
もちろん妻側の訴えで、妻もフルタイムの仕事をしてる身として、それが困るといった内容だったかと記憶してます。
「一体何様のつもりや、じゃおまえが毎日作ってみろ」と僕などは一瞬憤りましたが、
世の中の旦那さんには自分が料理を完璧にしているからこそ、妻に対しそういった不満の声を発する、
という場合もあるかもしれませんので、一概に非難などは出来ないなと感じます。

ただ、それにしても、です。
自分の理想や要望を共有し、理解してもらう、といったスタンスならまだしも、
頭ごなしに相手の行動を非難したり、あからさまに不満の色を出す、といった行動は
「やってもらってる身」として、恥ずべき事だと思います。

満足のいく食卓にするための時短

僕の様な“料理素人”にとって、1番簡単な食事の用意に関しての時短は、出来合いモノ冷凍モノで1品まかなう、です。
たださすがに僕も、食卓の品すべてを出来合い、冷凍などにするには抵抗があります。
なので、1品補うという形です。
例えば、サバの塩焼きと付け合わせのちょっとしたサラダ、お味噌汁とご飯を作り、もう1品冷凍シューマイを追加するだけで4品。
個人的には十分かなと満足できます。
他にも、豚肉と野菜炒めの中華餡かけ、卵スープ、サラダを自分で用意し、あと冷凍ギョーザを追加、など。
時短料理、ではないですが、日々忙しくする中で満足のいく食卓を準備するには、
出来合い・冷凍を活用する手はない、と思っています。

時短料理について

おこがましいですが、一応。
やはり基本的に煮る、蒸す、揚げるといったジャンルは休日でないと出来ず、
必然的に焼く・炒めるといったものになります。(蒸す、揚げるは休日でもしたことないですが。。)
その中でいかに中華風、和食風、イタリアン風など料理の系統や味や触感などを変えるか、という事を意識してます。
例えば、失敗しない味付けの基本さえ覚えれば、同じ鶏肉を焼くにも、甘辛く和食風に、オリーブオイルとニンニクバジルでイタリアン風に、
ガラスープとオイスターソースで中華風に、などそれだけでベースとなる料理のバラエティは増えます。
あとは一緒に炒める野菜を変えるだけでも、結構一丁前の料理に見えるもんです。

また、電子レンジの使用も必至です。
サラダに入れるゆで卵や、ポテサラ用のジャガイモなどは電子レンジで対応します。
ポテサラなどはジャガイモをレンジでチンする間に、キュウリ、ベーコンと味付け(僕は醤油、お酢、マヨネーズ、砂糖、塩コショウを先にボウルに混ぜおきます)
を準備できますし、あとはジャガイモをつぶし他を混ぜるだけで1品完成なので、カレーやハンバーグなどのメイン1品料理の時は
必ず口直しとして作っています。

 

料理は“作るまで”はめんどくさいですが、実際に作り、自分で味見して美味しかったり、
何より子供や妻が「美味しい!」といってくれたりしたら、苦手だった人でも割とすんなり「次も作ろう」と思えるもんです。
そうなると、もっとこんな料理を、あんなジャンルも、と料理に対していつの間にかどん欲になっている自分に気づき、
その時はすっかり料理の楽しさにハマっていることでしょう。